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本業とバイトをして平日が23時帰りでも情報処理安全確保支援士試験に合格した体験記

この記事について

管理者
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こんにちは!
「TAKEのIT風万記」の管理者のTAKEです!

この記事は、平日は本業とバイトをやりつつ、土日はプライベートも満喫しつつ、
情報処理安全確保支援士試験に合格した体験記です!

情報処理安全確保支援士試験について

情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)とは?

IPA 独立行政法人 情報処理推進機構HPを参考に!!

試験難易度

2024年度秋)受験者数 17,324人、合格率 15.1%
2024年度春)受験者数 14,342人、合格率 19.3%

例年合格率は20%前後で、私が合格した回は合格率がかなり低かったです😇

合格した勉強法

1.はじめに

タイトルにもあるように、私は本業以外にもバイトをしていて、「1日最低12時間労働+通勤時間(2時間)」の日が週3日ありました。
忙しい日は23時に帰宅して、家事をして0時を回って、翌日はバイトのために7時ごろから仕事...の日もありました。

ですがさらに困ったことに、休みの日は趣味にも時間を使いたい、友達と遊びにも行きたい!という欲望まみれの人間なので、
休日に勉強を詰め込んだりもしませんでした。

そもそも長時間連続して勉強することは苦手なのです。。。

なので、私の基本的な勉強のスタンスは、土日平日毎日決めた量をこなす。ことです。
それを念頭に入れて読み進めてください!!

2.使用した教材

以下の2つしか使いませんでした。

使った参考書、サイト

なぜ合格教本?

合格教本には、600ページにも及ぶ知識のまとめと、午後試験の問題、解説が詳しく載ってあります。
そして何より、『そういえばなぜ?』に対する答えが載っているので、暗記ではなく本質的な理解がしやすいのです!

本質的な理解:具体例1

なぜ、公開鍵暗号方式は考えられたのでしょうか?

本質的な理解:具体例2

なぜ IPは、TCP/IPのように他のプロトコルとセットで使われるのでしょうか?

これらの回答は記事の一番下に掲載しておきます!

合格教本シリーズには、『そういえばなぜ?』に対する理由が載っているので、イチオシです!

情報処理安全確保支援士合格教本「最新年度版」

3.勉強の流れ

まず勉強計画を立てよう!!

一番大事な工程です。
私の勉強法を一言で言うと、最初に立てた計画に沿って勉強するだけです。

そして、時間では計画を立てません。量で計画を立てます。

具体的には、Excelで勉強計画を立てて、残り日数、予定と実績、勉強目的を記入していました↓

波はどうしても起こりましたが、大方の計画より離れないようにコツコツ行いました。
私が計画を立てる際に重要視したポイントは、平日土日関係なく同じ量を。です。
土日は旅行とか行きたかったので...

※勉強開始時の予定の数字は、合格教本のページ番号です。
※終盤の予定の数字は、情報処理安全確保支援士ドットコムの過去問道場の分野別のインデックスです。

あとはやろう!

計画を立てたら、計画に沿って日々勉強するだけです!

遅れは取り戻しますが、進みすぎてはダメです。
なぜなら、昨日頑張ったから今日はいいや。となってしまうからです。

進みすぎる場合は計画を見直しましょう!

4.勉強の仕方

インプットは集中!

新しい知識を覚えることをインプットといいます。

そして、インプット時にスマホは絶対に使いません
必要な情報だけ得るように、参考書、ノート、ペン以外は身の回りからなくします。
インターネットで調べるのは一通り勉強を終えてから行います。

インプットのゴール

インプットのゴールは用語の記憶と、用語の意味の理解。そして自分なりに要約、です。
IDSとIPSを用いて具体的に説明します!

1.用語の記憶

IDSとIPSは、それぞれ
Intrusion Detected System
Intrusion Prevention System
なので、まず覚えます

2.用語の意味の理解

IDSは、DがDetectedなので、侵入「検知」システム。
IPSは、PがPreventionなので、侵入「防御」システム。

3.自分なりに要約

IDSは検知。IPSは防御

という流れを頭で整理したり、ノートに記入してまとめます。
用語の記憶だけでは忘れてしまいますが、用語の意味を理解し、自分なりに要約すれば、自分にとって使いやすい知識になります!

アウトプットは量!

実際に問題を解いたり、人に説明したりすることをアウトプットと言います。

アウトプットは圧倒的な量が必要です。

なぜなら、最も脳が活性化する時は何かを思い出す時だと言われているからです。
従って、インプットで覚えた知識をどんどんアウトプットして知識を定着させましょう!!

アウトプットのゴール

アウトプットのゴールは、間違いを減らすことです。

多くの問題に手を伸ばして、わからない問題を闇雲に増やして放置することより、
インプットは正しくできているのか、そして何で間違えたかを知ることが重要です。

間違えた理由を理解して修正することで、同じようなミスが減り、別の問題の正答率も上昇します。

なので、たくさんの問題に正解するために、量をこなすのではなく、
自分の間違いを知って間違いを減らすために、量をこなします。

自分の分かっていることを勉強するより、分かっていないことを勉強するんですからね!

具体的なアウトプットの方法

過去問演習をしました。
午前問題に関しては、情報処理安全確保支援士ドットコムの過去問道場をやり込みました。(全問3周)
午後問題は、合格教本の問題を1周と、特につまずいた問題だけをもう1周しました。

終わりに

今回は情報処理安全確保支援士試験に合格した勉強記録などを書きました!

特殊な勉強スケジュールですが、勉強の本質を掴んでいるので少ない勉強時間でも合格できました!

勉強し続けることは簡単ではありませんが、挑戦することに自体に意味があると思っています。
これから挑戦なさる皆さんの参考になれば幸いです!!

管理者
管理者

Take It Breezy ♪
最後まで見ていただきありがとうございました!

本質的な理解の回答

なぜ、公開鍵暗号方式は考えられたのでしょうか?

複数のユーザと通信をする必要がある時、共通鍵暗号方式だと急速に管理する鍵の本数が増えるため。
公開鍵暗号方式であれば不特定多数の通信も可能になる。

なぜ IPは、TCP/IPのように他のプロトコルとセットで使われるのでしょうか?

IPはインターネットワーキングに特化し、軽量化を目的に設計。そのため「どう送るか」に関しては甘い部分がある。
ざっくり言うと、IPは通信するために最低限の努力はするが、品質は保証しないプロトコル。

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TAKE

TAKEのIT風万記管理人のTAKEです!
20代前半。現役エンジニア
このブログは初学者でも気軽に読めるようなIT関連の情報や頑張る人を応援する色々なことを展開しています!

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