Processing プログラミング 初心者向け

【初心者向け】switch文の書き方と真偽値を詳しく解説!

この記事で解決する疑問や悩み

  • switch文で条件分岐をする書き方がわかる!
  • プログラミングの条件式とは何か答えられる!
  • switch文のbreakとdefaultの意味がわかる!

「bool型、boolean型がよくわからない」
「if文で同じような条件を書くのがめんどくさい」

こんな悩みを現役プログラマーが解決させます!

プログラミングの条件式とは、真偽値型のことなのです!

この記事を読めば、真偽値型のことや、switch文のことが十分に理解できます!

この記事を書いた人

投稿主

2000年生まれ。24歳現役エンジニア。
学生時代にオリジナルゲームを3つ作成
保有資格等:
・基本情報技術者・応用情報技術者
・情報処理安全確保支援士試験合格など

はじめに

今回はswitch文と条件式の深掘り

前回はif文の条件分岐と、比較演算子などを扱いました。
if文や条件式、条件分岐の基本を知りたい方は以下の記事をご覧ください!

条件分岐のイメージ
【初心者】if文の条件分岐と条件式の使い方を基本から!

2024/7/13  

if文、if-else文の使い方を解説!6種類ある比較演算子、条件式もが解説!
図や具体例で解説するから、初心者でもわかりやすい!これを読めば条件分岐の基本は完璧!

今回は条件式を深掘りした真偽値とswitch文による条件分岐を扱います!

Processing

今回の説明としてProcessingを使います。
無料で本格的1分でプログラミングができるProcessingについては以下の記事をご覧ください!

Processingアイコン
【初心者】無料で1分で本格プログラミング!Processing

2024/6/1  

初心者でも1分で無料で本格プログラミングを始めよう!
Processingの導入から実行まで!

今回のポイント

今回のポイントは以下の3つです!

  • 真偽値
  • switch文の基本構文
  • switch文のbreakとdefault
管理者
管理者

一緒に1つずつ見ていきましょう!

真偽値

真偽値と条件式の関係

前回は条件式やif文の簡単な使い方を解説しました。
今回は真偽値というものをご紹介します。

真偽値とは、trueかfalseの2つの値のことです。
trueが真falseが偽に対応しています。

なぜ解説をするのかと言うと
プログラミングの条件式に入れる部分は真偽値である必要があるからです。
言い換えると、真偽値であれば条件式でなくても良い。ということになります。

boolean型

変数の解説の記事ではboolean型という型を紹介だけしました。

このboolean型こそが、trueとfalseの2つの値をとる、真偽値型のことなのです。
(言語によってはbool型と言ったりもします)

numberが6であるか否かの条件式を、boolean型の変数に格納することができます。
それぞれの値は左の画像のように、trueかfalseであることがわかります。

そして、trueの時のみ、if文内の処理が実行されることが確認できます。

なので正式には、条件式とはboolean型の値のことを指します。

boolean型と条件分岐

先ほど、条件式とはboolean型の値であることを言いました。
なので、以下のようなプログラムも書けます。

条件にtrueを入れる

条件分岐としてはあまり意味のない構文ですが
条件式がboolean型の値であれば良い。ことは抑えておきましょう!

真偽値

  • 真偽値とは、trueかfalseの値のみをとるboolean型
  • 条件式は、boolean型の値をとる

switch文

switch文を使うメリット

switch文は、「==」による条件が複数個あるときに真価を発揮する条件分岐です。

例えば、5で割った余りによって処理を分岐させたいとします。
if文とswitch文でそれぞれ書いてみます。

上記の例は、そもそも条件分岐をせずともできる処理ですが、処理自体は同じ考え方です。

追加で処理を書く際の手間がswitch文の方が圧倒的に楽です。
if文とswitch文でどこがどう対応しているか見比べてみてください!

switch文の基本構文

switchの基本の構文は以下のようになります。

switch(「①数値や文字列」) {
  case 「1つ目の、①==となる値」:
    //処理
    break;
  case 「2つ目の、①==となる値」:
    //処理
    break;
...
  default:
    //どのcaseにも該当しなかった場合の処理
}

switchの後の()に書かれた値と、case の後の値が、== の関係のときに、該当するcaseの処理が実行されます。
その時、実行される処理は、break;で区切られるまで連続して処理されます。

default:では、どのcaseにも該当しなかった場合の処理が実行されます。
どこかのcaseに該当していた場合は処理されません。

具体例

具体例で理解していきましょう

それぞれの違いを見て、挙動を確認してみてくださいね!

まとめ:【初心者向け】switch文の書き方と真偽値を詳しく解説!

今回は真偽値とswitch文の使い方について解説しました。
真偽値を理解しておくと、条件分岐の仕組みがより一層分かるようになります!

switch文は同じような条件があるときに便利です!

今回のポイントをおさらいしましょう!

ポイント

  • 真偽値とは、trueかfalseの値のみをとるboolean型
  • switch(比較対象値) {
    case 値1:
    //処理
    break;
    case 値2:
    //処理
    break;
    ...
    default:
    //どのcaseにも該当しなかった場合の処理
    }
  • switch文は、breakが現れるところまで連続して処理する
  • defaultは、どのcaseにも該当しなかった場合の処理


次回は、複数条件やネスト(入れ子)など、条件分岐の発展した使い方について紹介をします!

条件分岐の発展!(複数条件とネスト)

2024/8/3  

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TAKEのIT風万記管理人のTAKEです!
20代前半。現役エンジニア
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